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2024.06.05確認申請がいらないリノベーションこそ建築士に依頼したい

家のリノベーションを検討する際、その規模が大掛かりになれば「確認申請というものが必要かどうか」を気にする方もいるかと思います。確認申請とは、建築基準法に基づく建築確認申請のことで、新築や増築を伴うリノベーション等で必要となる手続きで、必ず建築士が申請業務を行います。しかし、確認申請が不要な小規模なリノベーションであっても、建築士に依頼することには多くのメリットがあります。

1. 専門知識と技術を活かした設計


建築士は豊富な専門知識と技術を持ち合わせています。確認申請が不要なリノベーションでも、プロの視点から見れば、空間の有効活用やデザインの工夫など、素人には見逃しがちなポイントが多々あります。例えば、部屋のレイアウトを変えるだけで、同じ広さのスペースがより機能的で快適に使えるようになることもあります。

2. 見落としがちな法規制の遵守


確認申請が不要だからといって、すべての法規制から解放されるわけではありません。特に耐震性や防火性といった建物の安全性に関わる部分については、依然として厳しい基準が存在します。建築士に依頼すれば、これらの法規制を遵守しつつ、安全かつ安心して暮らせる空間を実現することができます。

Banana works LABO 建築士大工 eiji ishikawa


3. コストパフォーマンスの向上


一見、建築士に依頼することはコストがかかるように思われがちですが、実際には逆の場合もあります。プロの設計によって無駄な材料や工事を削減できるため、結果としてトータルの費用が抑えられることがあるのです。また、建築士のネットワークを活用することで、信頼できる施工業者を紹介してもらえることもあります。

4. 長期的な価値の向上


建築士によるリノベーションは、単なる見た目の改善にとどまりません。将来的なメンテナンスのしやすさや、家全体の耐久性の向上といった長期的な視点からの設計が行われます。これにより、家の資産価値が向上し、将来の売却時にも有利になることが期待できます。

Banana works LABO インテリコーディネーター建築士 shinobu nakamura


5. デザインの一貫性と調和


プロの建築士は、デザインの一貫性と調和を保ちながらリノベーションを進めます。家全体のバランスを考慮し、既存のインテリアやエクステリアとの調和を図りながら、リノベーションを行います。これにより、統一感のある美しい仕上がりが実現します。

結論


確認申請が不要なリノベーションだからといって、建築士に依頼することを避けるのはもったいないことです。専門知識と技術を持つ建築士によるリノベーションは、デザインの質を高め、長期的なメリットをもたらします。大切な住まいをより快適で価値ある空間にするために、ぜひプロの力を借りてみてください。

Banana works LABO ベテラン建築士 hiroto sato



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