古い浴槽、使いにくさを感じていませんか。
そろそろ交換を検討されている方も多いのではないでしょうか。
浴槽交換は、費用や工期、素材選びなど、様々な点で迷うことが多いリフォームです。
今回は、浴槽交換にかかる費用について、種類や設置方法、追加工事などを具体的に解説します。
費用を抑えるためのポイントや、見積もり依頼の際の注意点などもご紹介しますので、リフォームを検討されている方はぜひ参考にしてください。
リフォーム浴槽交換費用を徹底解説
浴槽の種類と費用相場
浴槽には、FRP、人工大理石、ホーロー、ステンレスなど様々な素材があります。
それぞれの素材には、価格、耐久性、お手入れのしやすさなど、メリット・デメリットがあります。
・FRPは、価格が比較的安価で、軽量で丈夫な点がメリットです。
一方、汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。
費用相場は3~38万円程度です。
・人工大理石は、アクリル系とポリエステル系があります。
アクリル系は高価ですが、耐久性と耐衝撃性に優れています。
ポリエステル系は安価ですが、アクリル系と比べて傷つきやすく劣化しやすい傾向があります。
費用相場は、ポリエステル系で5~40万円、アクリル系で30~120万円程度です。
・ホーローは、なめらかで保温性が高く、カビが生えにくい点がメリットです。
しかし、傷がつくとサビてしまう可能性があります。
費用相場は13~100万円程度です。
・ステンレスは、サビや傷に強く、耐久性が高い点がメリットです。
しかし、デザインのバリエーションが少ない場合があります。
費用相場は5~25万円程度です。
設置方法による費用の違い
浴槽の設置方法には、埋め込み型、据え置き型、半埋め込み型があります。
設置方法によって、工事費用が大きく異なります。
・埋め込み型は、浴槽が床面とほぼ同じ高さまで埋め込まれています。
周囲の壁や床の解体が必要なため、工事費用は高額になります。
費用相場は10~20万円程度です。
・据え置き型は、浴槽を床の上に置くだけの設置方法です。
解体作業が不要なため、工事費用は比較的安価です。
費用相場は4~8万円程度です。
・半埋め込み型は、浴槽の一部が床に埋め込まれています。
埋め込み型と同様の解体作業が必要なため、工事費用は高額になります。
費用相場は23~49万円程度です。
追加工事費用と内訳
浴槽交換に伴い、追加工事が必要になる場合があります。
追加工事の内容と費用例は以下の通りです。
・バランス釜の交換:15~20万円程度
・排水管の調整:5~10万円程度
・断熱施工:20~50万円程度
・タイル張り替え:費用は範囲によって大きく変動します。
・その他、給排水・配管工事、電気工事、ドアや壁の修繕なども必要となる可能性があります。
費用を抑えるためのポイント
浴槽交換費用を抑えるためには、以下の点に注意しましょう。
・安価な素材の浴槽を選ぶ:FRPやポリエステル系の人工大理石などは、比較的安価です。
・補助金制度の活用:介護保険や、国や自治体の補助金制度を活用できる可能性があります。
・見積もり依頼をする:見積もりを依頼し、価格を比較検討することが重要です。

リフォーム浴槽交換費用を賢く見積もる方法
見積もり内容の確認ポイント
見積もりには、工事内容、材料費、人件費、諸経費などが明確に記載されているか確認しましょう。
不明な点があれば、業者に確認することが重要です。
契約前に確認すべき事項
契約前に、工事期間、保証内容、支払い方法などをしっかりと確認しましょう。
契約書の内容をよく理解し、納得した上で契約することが大切です。
リフォームにおける補助金制度の活用
リフォームには、国や自治体から補助金が支給される場合があります。
高齢者や障害者の方向けの補助金制度もあります。
該当する場合は、積極的に活用しましょう。

まとめ
浴槽交換の費用は、浴槽の種類、設置方法、追加工事の有無などによって大きく変動します。
費用を抑えるためには、安価な素材を選択したり、補助金制度を活用したり、見積もりを依頼することが重要です。
見積もり内容や契約内容をよく確認し、納得した上でリフォームを進めましょう。
事前に浴室への搬入経路や、マンションの場合は管理規約を確認することも大切です。
業者選びは慎重に行い、信頼できる業者に依頼することが、安心で快適なリフォームにつながります。
不明な点は、業者に積極的に質問し、疑問を解消してから契約するようにしましょう。
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