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2024.07.17

新築は最終手段、まずは実家リノベを検討しよう

新しい家を建てることは、多くの人にとって夢の一つです。しかし、家を新築する前に、実家のリノベーションを検討する価値があります。特に、日本の木造住宅はその長寿命と構造の美しさで知られています。この記事では、実家のリノベーションが新築に比べてどのような利点があるかを考えてみましょう。

1. コストの節約
新築は大きな投資となり、土地の購入費用、建設費用、手続き費用などがかかります。具体的には、新築の場合、土地購入費用が約1,500万円、建設費用が約3,000万円、手続き費用が約100万円かかり、総額で約4,600万円が必要です。

一方、実家のリノベーションは、既存の建物を活用するため、費用を大幅に抑えることができます。具体的には、建設費用が約1,500万円、設計デザイン費を含む手続き費用が約75万円で、総額で約1,575万円となります。つまり、リノベーションでは約3,025万円のコストを節約でき、その差額を家具や照明などのインテリアに充てることができ、住まいの質をさらに向上させることが可能です。ローンなど、住宅に関する費用を抑えれば、将来への不安を軽減することにも繋がっていくことでしょう。

2. 思い出と歴史の継承
実家には家族の思い出が詰まっています。リノベーションを通じて、これらの思い出を新しい世代に引き継ぐことができます。また、古い建物にはその土地や家族の歴史が刻まれており、これを大切にすることは文化の継承にもつながります。ご近所さんもきっと喜んでくれますね。

3. 環境への配慮
新築を行うと、大量の資源が必要となり、環境への負荷が大きくなります。しかし、既存の建物をリノベーションすることで、資源の使用を最小限に抑え、廃棄物の発生も減らすことができます。リサイクルや再利用の観点からも、リノベーションは持続可能な選択と言えます。

4. カスタマイズの自由度
リノベーションでは、自分たちのライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。例えば、古い木材や柱を活かしたデザインを取り入れたり、現代の便利な設備を追加したりすることができます。また、自然素材を使ったり、エコフレンドリーな技術を導入することで、より快適で健康的な住環境を実現できます。

5. 地域コミュニティとのつながり
実家をリノベーションすることで、地域とのつながりを維持しやすくなります。近隣のコミュニティと協力しながらリノベーションを進めることで、地域社会の一員としての役割を果たすことができます。また、地元の職人や素材を活用することで、地域経済にも貢献できます。

まとめ
新築は確かに魅力的ですが、実家のリノベーションには多くの利点があります。コストの節約、思い出の継承、環境への配慮、カスタマイズの自由度、地域コミュニティとのつながりなど、実家リノベは新しい住まいを考える上で一つの有力な選択肢です。さらに、リノベーションによって浮いた費用を家具や照明などのインテリアに充てることで、住まいの質を向上させることもできます。まずは実家の魅力を再発見し、自分たちの理想の住まいを形にしてみませんか?

リノベーションに関するご相談や、具体的なプランのご提案については、ぜひお気軽にお問い合わせください。皆様の住まいづくりをサポートいたします。

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