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2025.06.25

新築は住宅展示場で、リノベーションはオープンハウスで比較しよう

―「本当に欲しい暮らし」は、リアルな現場から見えてくる―


マイホームを考え始めたとき、まず「住宅展示場に行ってみようかな」と思われる方は多いのではないでしょうか。全国展開のハウスメーカーが並び、最新の設備や洗練されたインテリアが魅力的な空間を演出しています。


けれども、私たちBanana Works LABOが大切にしている家づくりの視点からすると、その「住宅展示場の家」があなたの理想の暮らしに本当に近いのか?という問いが浮かびます。



住宅展示場は“夢”の参考になる。でも“現実の暮らし”とは距離がある


展示場のモデルハウスは、企業が時間とコストをかけてつくりあげた「理想のショールーム」。天井が高くて、吹き抜けがあって、家具もインテリアもブランド品で統一されています。


もちろん夢が広がりますし、参考になる点もたくさんあります。ただ一方で、広さや仕様が標準からかけ離れていたり、実際の予算に落とし込むと現実的でないことも…。


そして何より、「その家で本当に暮らしている人はいない」のです。



一方、リノベーションのオープンハウスは“暮らしの答え”が見える場所


私たちが毎月開催している**リノベーションのオープンハウス(完成見学会)**には、ある共通点があります。それは、




「実際に、ある家族が、ある土地で、本気で悩んで、丁寧に選んだ暮らし方の“答え”であること」



築40年の中古住宅を購入し、断熱性能を高めながら、家族の団らんを大切にした間取りにしたご家庭。
もともとの間取りを活かしながら、趣味のピアノスペースやワークスペースを設けたご夫婦。
三世代同居のために平屋を増築したケースや、子育てしやすい導線にリノベした家もあります。


それぞれの家は、設計者と職人とご家族が一緒になってつくった**“現場でしか見られない”家**。だからこそ、住む人の息遣いや温度が感じられ、「あ、自分たちもこうしたいかも」と心が動く瞬間があるのです。



比較すると見えてくる、“本当に大切なこと”


新築住宅とリノベーション、どちらが正解という話ではありません。でも、比較の視点が偏っていると、「自分たちにとっての正解」を見失ってしまうことがあります。


たとえば、


展示場は「ハウスメーカーが見せたい空間」


オープンハウスは「実際に住む人のために設計された空間」


この違いは、家づくりを考えるうえでとても大きいのです。


だからこそ、もしあなたがリノベーションという選択肢を少しでも考えているなら、写真やカタログだけでなく、実際の“完成した住まい”を体感する機会を持つことを強くおすすめします。



Banana Works LABOのオープンハウスは、住まいの学校です


私たちが毎月開催しているオープンハウスは、単なる見学会ではありません。家づくりで迷っている方、これから家を持ちたいと考えている方にとっての“学びの場”です。


・実際に中古住宅からここまで変わるのか!という驚き
・家族構成に合わせた間取りのヒント
・断熱や耐震性能、素材選びの工夫
・プロの設計士や職人と直接話せる安心感


これらを、営業トーク抜きで、現地で丁寧にお伝えしています。




「リアルな家」を見たからこそ、生まれる納得と覚悟


「モデルルームではピンと来なかったけれど、オープンハウスを見たら“これだ”と思えた」
「大きな家じゃなくていい。家族が心地よく過ごせる空間をつくりたい」
そんな感想をいただくことが、私たちにとって一番の喜びです。


家は、単なる建物ではありません。
そこに住まう人の人生を、毎日支える“暮らしの器”です。


だからこそ、比べるときは、「展示のための家」ではなく、「暮らしのための家」で比べてみてほしいのです。







まとめ|家づくりの本質は、「どこで誰の家を見るか」によって変わる


住宅展示場は「夢の入り口」。
リノベーションのオープンハウスは「暮らしの現場」。


その違いを知った上で、あなたの家づくりに本当に必要な視点を持つことが、後悔のない選択につながります。


私たちBanana Works LABOでは、そんな視点を一緒に見つけるお手伝いをしています。






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