BLOGブログ

2025.06.09

基礎の水染みとは?その原因と適切な対処法

家の基礎に気になる水染み…放置するとどうなる?

家の基礎に水染みができているのを発見した場合、どのような気持ちになるでしょうか?
小さな染みでも、放置すると大きな問題につながる可能性があります。
今回は、基礎の水染みの原因と、その対策について、分かりやすくご紹介します。
早めの対処で、大切なマイホームを守りましょう。
水染みの原因を理解し、適切な対策を取ることで、安心安全な住まいを実現できます。

基礎の水染みの原因


地中からの吸水


基礎は、常に地中の湿気と接しています。
地盤の排水性が悪かったり、周囲の土地よりも低い位置にある場合、雨水や地下水が基礎に浸透しやすくなります。
特に、粘土質の土壌は水を吸いやすく、水染みの原因になりやすいでしょう。
また、雨水浸透桝を使用している場合も、地中に水が溜まりやすくなり、基礎への吸水リスクが高まります。
庭の構造や土地の特性を理解することは、水染み対策の第一歩です。

給排水管の漏水


給水管や排水管の老朽化や破損による漏水も、水染みの原因として挙げられます。
漏水は、目に見えない場所で発生していることが多く、水道料金の高騰や異臭などに気づいてから発見されるケースも多いです。
特に築年数の経った住宅では、配管の点検・交換を検討することが重要です。
床下からの湿気は、基礎だけでなく、家全体の寿命を縮める可能性があります。


水染みの対策と注意点


放置によるリスク


基礎の水染みを放置すると、深刻な問題につながる可能性があります。
常に湿った状態が続くと、コンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートを押し出してひび割れや爆裂現象を引き起こす場合があります。
これは、建物の構造強度を著しく低下させ、最悪の場合、建物の倒壊にもつながる危険性があります。
さらに、湿気はシロアリやカビの繁殖にもつながり、建物の腐食を促進します。

専門家への相談


水染みの原因を特定し、適切な対策を講じるためには、専門家の知識と経験が不可欠です。
まずは専門業者に相談することをおすすめします。
専門家は、建物の状況を詳しく調査し、最適な対策方法を提案してくれます。
早期発見・早期対応が、建物の寿命を延ばし、大きな出費を防ぐことにつながります。
適切なアドバイスを受けることで、安心できる対策を進められます。


まとめ


基礎の水染みは、地中からの吸水や給排水管の漏水などが原因で発生します。
放置すると、鉄筋の腐食によるひび割れや爆裂現象、シロアリやカビの発生など、深刻な被害につながる可能性があります。
水染みに気づいたら、原因を特定し適切な対策を講じるために、専門業者への相談を検討しましょう。
早めの対処が、建物の安全と長寿命につながります。
専門家のアドバイスを参考に、安心して暮らせる住まいを保ちましょう。
小さな変化も見逃さず、定期的な点検も忘れずに行いましょう。

栃木・宇都宮を拠点に”設計から施工”まで一貫体制”で住まいのお悩みを解決する〈ドクターリフォーム〉では、リフォーム・リノベーションの無料相談を随時受け付けています。
「ここだけ直したい」「こんなふうに変えられないか?」と思ったら下記のフォームやLINEからお気軽にご連絡ください。
あなたの暮らしにフィットする最適なプランを、私たちと一緒に見つけましょう!

ドクターリフォームのピックアップ動画


四季を感じる平屋暮らしを ~テレビのない生活~