中古マンションを買ってリノベーションする方が、新築分譲マンションよりコスパが高い理由
マンション購入を検討する際、新築分譲マンションと中古マンションのどちらを選ぶか迷う方は少なくないでしょう。しかし、コストパフォーマンス(コスパ)を考えると、中古マンションを購入してリノベーションする方が、断然コスパが高いのです。今週はそんなマンションに的を絞り、新築分譲か中古マンション+リノベでお悩みの方に向け、中古マンションコスパ最強説をお伝えします。
1. 購入価格の違い
新築分譲マンションは、立地や設備が最新であるため、高価格帯に設定されることが一般的です。一方で、中古マンションは築年数が経過しているため、新築に比べて価格が大幅に低く設定されています。同じエリアで比較した場合、新築マンションの購入価格は中古マンションの約1.5倍から2倍になることも珍しくありません。この価格差を利用して、リノベーション費用を賄うことができるのです。
2. リノベーションの自由度
中古マンションを購入してリノベーションする最大の魅力は、自分たちの好みに合わせて自由に設計できる点です。新築マンションでは、デザインや間取りがあらかじめ決まっており、大幅な変更は難しい場合が多いです。しかし、中古マンションなら、壁を取り払って広々としたリビングを作ったり、最新のキッチン設備を導入したりするなど、ライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。
3. 資産価値の維持
新築マンションは購入後すぐに価格が下がる傾向があります。これは「新築プレミアム」と呼ばれ、新築であることに対する高い評価が購入時に価格に上乗せされるためです。しかし、数年経過するとそのプレミアムはなくなり、資産価値が下がります。一方、中古マンションは購入時点ですでに市場価格に近い価格で取引されているため、大幅な価格下落のリスクが低く、リノベーションによってむしろ資産価値を向上させることも可能です。
4. 環境への配慮
中古マンションをリノベーションすることは、環境に優しい選択でもあります。新築マンションを建設するには多くの資源とエネルギーが必要ですが、中古マンションを再利用することで、その消費を抑えることができます。また、リノベーションの際に省エネ設備やエコ素材を取り入れることで、さらに環境負荷を低減することが可能です。因みに、鉄筋コンクリート造の建物の寿命は100年以上とも言われていますので、築30年程度のマンションを人に例えるとしたら、まだまだ小学生くらいの若さですね。
5. 税制優遇の活用
中古マンションを購入してリノベーションする場合、一定の条件を満たすことで税制優遇措置を受けることができます。例えば、住宅ローン減税やリフォーム減税などが適用されることがあります。これにより、実質的なコストを抑えつつ、理想の住まいを手に入れることができます。
まとめ
中古マンションを購入してリノベーションすることは、コスパが高く、自由度の高い住まいを手に入れる賢い選択です。購入価格が低いこと、リノベーションの自由度が高いこと、資産価値の維持がしやすいこと、環境に優しいこと、そして税制優遇が活用できることなど、多くのメリットがあります。新築マンションの魅力も否定できませんが、限られた予算で最大限の満足を得るためには、中古マンションのリノベーションをぜひ検討してみてください。
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