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2024.11.08

リビングを広げるリフォームは増築だけじゃない!費用や注意点も解説

リビングを広げるリフォームは、家族みんなが快適に過ごすための夢を実現する素晴らしい方法です。
しかし、いざリフォームを検討してみると、「費用はどれくらいかかるのか」「手続きは複雑そう」「増築以外に方法はあるのか」といった疑問が浮かんでくる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、リビングを広げるリフォーム方法を、増築以外の方法も含めて紹介します。

□リビングを広げるリフォーム方法


リビングを広げるリフォームは、増築以外にもさまざまな方法があります。
それぞれの方法にはメリット・デメリット、費用や注意点などがありますので、見ていきましょう。

1: 庭などの外部スペースを利用して増築する


庭を潰してリビングを増築することで、広々とした空間を実現できます。
日当たりも良くなり、明るく開放的な生活空間を作れます。
しかし、10平方メートル以上の増築には建築確認申請が必要となるため、費用や手続きが複雑になる可能性があります。
また、敷地の容積率や建ぺい率の制限など、建築許可がおりない場合もあります。
増築によって床面積が増えると、固定資産税も高くなる点にも注意が必要です。

2: 間取り変更リフォームをする


間取り変更リフォームは、既存の部屋のスペースを有効活用してリビングを広げる方法です。
例えば、使っていない和室を洋室に変えてリビングとつなげたり、リビング、ダイニング、キッチンを一体化したりすることで、開放的な空間を実現できます。
しかし、部屋数が減ってしまう、照明位置の変更で費用がかかる、収納スペースが減るなどのデメリットもあります。
リフォーム前に、間取りの変更によって生活空間がどのように変化するか、よく検討する必要があります。

3: サンルームを設置する


サンルームは、屋内と屋外の中間に位置するガラス張りの部屋です。
リビングにサンルームを設置することで、自然光を取り込みながら、広々とした空間を作れます。
また、リビングと一体化することで、開放感もアップします。
ただし、サンルームは、季節によって室温が大きく変化するため、冷暖房の効率が悪くなる可能性があります。
また、設置場所やサイズによっては、建築確認申請が必要となる場合もあるため、事前に確認が必要です。

4: 家具の配置を工夫する


家具の配置を工夫することで、見た目以上に広く感じる空間を作れます。
例えば、ソファを壁際に寄せて配置したり、テレビ台を壁掛けにすることで、床面積を広く見せられます。
また、収納家具をコンパクトな物にしたり、収納方法を見直すことで、スペースを有効活用できます。
家具の配置を変えるだけで、リビングの印象は大きく変わります。
費用をかけずに、空間を有効活用したい場合は、家具の配置を工夫してみるのも良いでしょう。



□リビングを広げるリフォームの注意点


リビングを広げるリフォームを行う際には、いくつかの注意点があります。
これらのポイントを押さえ、後悔のないリフォームを実現しましょう。

1: 天井の高さ


増築や間取り変更によって天井が低くなる場合があります。
特に、雨仕舞の関係で、広縁側の天井が低くなる可能性があります。
天井が低くなると、圧迫感を感じてしまうため、リフォーム前に確認が必要です。

2: エアコンの容量


リビングが広くなると、既存のエアコンでは容量が足りなくなる可能性があります。
リフォーム前に、エアコンの容量が十分かどうか確認し、必要であれば新しいエアコンの購入を検討する必要があります。

3: 建築確認申請


10㎡を超える増築を行う場合は、建築確認申請が必要です。
確認申請には手数料がかかるため、費用を考慮する必要があります。
また、建物の面積は、建ぺい率や容積率によって最大値が決められているため、希望する面積を増やせないケースもあります。
リフォーム前に、建ぺい率や容積率を確認しておくことが大切です。

4: 固定資産税


家の面積が増えると、固定資産税も高くなります。
リフォーム前に、増築によってどれくらい固定資産税が増えるのか計算しておく必要があります。


□まとめ


リビングを広げるリフォームは、増築以外にも、間取り変更、サンルーム設置、家具の配置など、さまざまな方法があります。
それぞれの方法には、費用や注意点、メリット・デメリットがあります。
リフォームを行う前に、自分のライフスタイルや予算に合わせて、最適な方法を選びましょう。