リノベーションを検討している方の中には、「とりあえず住宅展示場を見てみよう」と考える方も多いのではないでしょうか?新築住宅の最新設備や間取りを知ることは魅力的ですが、リノベーションを前提にすると、住宅展示場巡りが本当に有効かどうかは疑問です。今回は、リノベーションを考えている方が住宅展示場を訪れるメリットとデメリットを整理し、本当に必要な情報収集の方法をご紹介します。
住宅展示場を巡るメリット
① 最新の住宅トレンドを知ることができる
住宅展示場には、最新の建築技術や省エネ設備が取り入れられています。「今の家づくりはこうなっているのか!」という視点を得るには有効です。リノベーションでも、断熱性の向上や間取りの工夫など、新築のアイデアを取り入れることは可能です。
② 住宅設備の実物を体感できる
キッチン、バスルーム、床材、壁材など、最新の住宅設備を実際に見て触れることができます。リノベーションでも設備選びは重要なので、カタログだけでなく実物を確認できるのはメリットです。
③ 住宅会社の営業マンから情報を得られる
住宅展示場の営業マンは、住宅業界の知識が豊富です。新築向けの話が中心にはなりますが、リノベーションに活かせる情報が得られる場合もあります。
住宅展示場が無効になりやすい理由
① リノベーション前提の情報が少ない
住宅展示場は新築住宅の販売が目的です。そのため、リノベーションの具体的な情報はほとんど得られません。中古住宅を活かす設計や、既存の構造を考慮したリノベーションの話は期待できないでしょう。
② 大きなモデルハウスは現実離れしやすい
住宅展示場のモデルハウスは、豪華な仕様で建てられていることが多く、一般的な住宅とはスケール感が異なります。「こんな家にしたい!」と思っても、実際のリノベーションでは難しいこともあります。特に、中古住宅の間取り変更には制約があるため、新築のイメージとは異なる点が出てきます。
③ 価格感がズレる
モデルハウスはハイグレードな仕様で建てられているため、リノベーションとはコスト感が大きく異なります。「こんな家にしたい」と思っても、リノベーションの予算とはかけ離れていることが多く、参考にならない場合があります。
リノベーションのための本当に有効な情報収集方法
① 実際のリノベーション事例を見学する
リノベーションを成功させるためには、実際にリノベーションされた住宅を見学するのが一番です。Banana Works LABO(ドクターリフォーム) では毎月リノベーション済みの住宅のオープンハウスを開催しているので、リアルな事例を体感できます。間取り変更の工夫や、リノベならではのデザインなど、具体的なアイデアを得ることができます。
② 施工会社の施工事例をチェックする
リノベーション専門の会社は、それぞれ得意とするデザインや施工方法があります。施工事例を見て、自分の理想に合う会社を見つけることが重要です。当社のホームページやInstagramでも、豊富な施工事例を掲載しているので、ぜひチェックしてください。
③ 住まいに関する専門家と相談する
リノベーションは、新築と違って既存の建物の状態によってプランが大きく変わります。そのため、建築士やリノベーションの専門家に相談しながら、自分の住まいに合った計画を立てることが大切です。当社でも無料相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
まとめ:住宅展示場は補助的な情報源として活用しよう
リノベーションを検討している方が住宅展示場を訪れるのは、決して無駄ではありません。最新の住宅設備やトレンドを知るには役立ちます。ただし、新築前提の情報が多いため、リノベーションの具体的なイメージをつかむには向いていません。
本当に有効な情報収集をするなら、リノベーションの施工事例を見学したり、専門家に相談することが重要です。私たち Banana Works LABO(ドクターリフォーム) では、実際にリノベーションを体感できるオープンハウスを毎月開催し、豊富な施工事例もご紹介しています。リノベーションを考えている方は、ぜひリアルな情報に触れてみてください。