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2025.06.02

マンションのカビ対策!健康被害と経済的損失を防ぐ方法

マンションの湿気、カビの心配はありませんか。
じめじめとした空気や、嫌な臭いは生活の質を大きく下げてしまいます。
気づいた時には広範囲にカビが発生し、健康被害や高額な費用を招くことも。
実は、適切な対策によって、多くのカビトラブルを防ぐことが可能です。
今回は、マンションにおけるカビリスクと、効果的な予防策についてご紹介します。

マンションのカビリスク


健康被害のリスク


カビは、目に見えない胞子を空気中に放出します。
この胞子を吸い込むことで、アレルギー性鼻炎や喘息などのアレルギー症状、あるいは気管支炎や肺炎といった呼吸器疾患を引き起こす可能性があります。
特に、小さなお子さんや高齢者、免疫力の低下している方は注意が必要です。
カビの種類によっては、より深刻な健康被害につながるケースもあるため、早期発見と適切な対策が重要です。

経済的損失のリスク


カビは、一度発生すると除去が困難で、再発を繰り返すことも少なくありません。
軽微なカビであれば、市販の洗剤で対処できる場合もありますが、広範囲に発生したり、壁内部にまで浸入している場合は、専門業者への依頼が必要となり、高額な費用が発生する可能性があります。
賃貸マンションの場合、退去時の原状回復費用として、カビの除去費用を負担させられるケースもあります。
予防策を講じることで、こうした経済的損失を回避することができます。


マンションのカビ対策


換気による対策


マンションは、窓が少ない、気密性が高いなどの理由から、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境です。
効果的な換気を行うことで、湿気を排出できます。
窓は2箇所以上開け、空気の循環を促しましょう。
特にキッチンや浴室、洗面所などは、換気扇を適切に活用することが重要です。
換気扇のフィルターは定期的に掃除・交換しましょう。
扇風機やサーキュレーターを使うことで、より効果的な換気が期待できます。

除湿による対策


換気だけでは不十分な場合、除湿機やエアコンの除湿機能を活用しましょう。
特に梅雨時期や雨の日などは、湿度が高くなりやすいので、こまめに除湿を行うことが大切です。
湿度計を設置し、室内の湿度を常にチェックすることで、適切な除湿を行うことができます。
湿度60%以下を目安に、除湿を行いましょう。
部屋干しは、湿度を上昇させる原因となるため、乾燥機を使用するなど工夫が必要です。

清掃による対策


カビは、埃や皮脂などの汚れを栄養源として繁殖します。
そのため、こまめな清掃は、カビの発生を抑制する上で非常に有効です。
掃除機や雑巾で、床や壁、家具などを定期的に清掃しましょう。
特に、浴室やキッチン、クローゼットなどの湿気がこもりやすい場所は、念入りに清掃することが重要です。
定期的に、アルコールスプレーなどを使い、除菌を行うことも効果的です。

収納場所は、通気性を良くし、除湿剤を置くなど工夫しましょう。
家具は壁から離して配置し、空気の循環を良くすることも大切です。


まとめ


マンションにおけるカビ問題は、健康被害や経済的損失といった深刻なリスクを伴います。
しかし、換気、除湿、清掃といった適切な対策を行うことで、多くのカビトラブルを防ぐことが可能です。
湿度管理を心がけ、こまめな換気と清掃を習慣化し、必要に応じて除湿機や防カビ剤などを活用することで、快適で健康的な生活空間を維持しましょう。
カビの発生には早期発見が重要です。
少しでも気になる点があれば、すぐに対応することを心がけましょう。
そして、カビの発生がひどい場合は、専門会社に相談することをお勧めします。

 

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