リフォームの前には、リビングと来客用の大きな和室の
二つの部屋に分かれていた場所。
リビングが手狭だったこともあり
壁を抜いて、大きなひとつの空間になりました。
しかし、いつもは快適ですが、今度はお客様がいらしたときに
お通しする場所がなくなってしまいます。
そこで、お仏壇を含めた小上がり和室を設置し
必要なときには戸で仕切ることにしました。
ところが、仕切り戸をどう収納するかで論議。
せっかくの広い空間には何も無いに越したことはありません。
そこで壁に隙間を持たせて、三枚の戸を収納することになりました。
雨戸の戸袋のようなイメージです。
そしてもうひとつ問題が!
戸を板にしてしまうと光が入ってこなくなるので
どちらの部屋も暗い感じになり、圧迫感が出てきてしまいます。
かといって、クリアなガラス戸にしてしまうと
来客時に、リビングが丸見えになってしまいます。
これを解決したのが加工硝子。
細かに波が打ってあるような加工なので
光はバッチリはいりますが、ガラス戸の向こう側は
なんとなくしか見えません。
泊り客が小上がり和室に泊まるときには
ガラス戸の側に取り付けた、ロールカーテンを下せば
光も遮る仕切りになるので個室としても使えます。
枠には黒のスチールを使用、カッコイイ仕切り戸です。
リフォーム経験主婦 まきんこ
