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2021.09.22

あれから20年。やりたいシゴトを続けてきたら

先日お邪魔したお客様からのお話をきっかけにして、久しぶりに見返してみた、2002年ドクターリフォームサンセイ『テレビチャンピオン住宅リフォーム王選手権』出演時の映像。webトップページからもご覧いただけます。
どこの会社にも、誰の人生にも歴史があり、その中には大小様々なターニングポイントがあったことと思います。震災や今回のコロナなど、予期せぬ事象が引き起こすそれとは違い、このTV出演は自ら選択した転機でした。『自分たちがやりたい仕事を獲得するために。』

結果、優勝し、今では数多くの方々から、大規模なデザインリフォーム&リノベーションをご依頼頂けるまでになりましたので、「思った通りになった。」と言えるでしょう。もちろん、この間、上手くいかないこともたくさんありました。

20年という歳月が経過し、今だからこそ言えることがあるとすれば、『挑む勇気が未来を拓く』ということになると思います。
優勝者が番組プログラムの最後に発する「あなたにとって〇〇とは?」の答えに、リフォームは、「絆を深め生活を豊かにする魔法」と、発した時の高揚感は、未だに色褪せることがありません。それは、これまでたくさんのお客様のお手伝いをさせていただき、自分たちのシゴトが、その発言を実証し続けてきたという自信にも繋がる揺るがない『結果』があるからなのかもしれません。

今日も先ほど、マンションフルスケルトンリノベーションをご依頼頂いたお客様宅のお引渡しをしてきました。
「今回、自宅をお願いして本当に良かった。」と、ご主人から温かなお言葉を頂きました。こらからの定年や老後を見据えて、マンションの買い替えではなく、同じ場所でのリノベーションをご決断された、このお客様の想いには、希望と同じくらい、当初不安があったことと思います。『決断には不安あり、その不安が払拭された時に、大きな満足がある。』毎回、お客様と笑顔でお引渡しが出来た時に、私たちも大きな満足感を得ることが出来ています。

このように、やりたい仕事を真剣に継続させて行くこと。それがお客様の満足につながる。そう教えてくれたのも、テレビプログラムがきっかけだったのかもしれません。

歴史にイフ(if)はないので、違う道は想像しがたいのですが、リスク(出演して負けること)を考えて、断っていれば、今も普通の内装屋さん(ドクターリフォームは、内装業者サンセイのブランド名)だったでしょう。これからも、チャレンジすることを忘れずに、さらなる高みを目指し、精進して行きたいと思います。



写真は、当時決勝を戦った相手、原雅之氏(一級建築士)と。
出演がきっかけで、今でも親しくさせていただいています。
人生にとって一番の宝物は、このような人の繋がりだと感じています。

一級建築士 山口弘人