2025年、日銀の利上げが注目される中、住宅ローン金利の上昇が家づくりに大きな影響を与えています。特に、新築住宅を購入するべきか、既存の家をリノベーションするべきかという選択では、金利の変化が無視できない要因になります。具体的な返済額を例に挙げながら、この選択について考えてみましょう。
新築住宅が直面する課題:金利の影響
新築住宅の購入には、多額の住宅ローンが必要になることが一般的です。日銀が利上げを行うと、住宅ローン金利が上昇し、月々の返済額が増加します。
例えば、以下のようなケースを考えてみましょう。
- 借入金額:3,000万円
- 返済期間:35年
- 金利:1.0% → 2.0%
金利1.0%の場合
毎月の返済額:約84,000円
総返済額:約3,528万円
金利2.0%の場合
毎月の返済額:約99,000円
総返済額:約4,158万円
金利が1%上がるだけで、月々の返済額は約15,000円も増加し、総返済額は約630万円も増えることになります。この差額は、家計への大きな負担となり、新築を選ぶ際の大きな障壁になる可能性があります。
リノベーションでコストを抑える選択肢
一方、リノベーションでは中古住宅を購入して改修するため、新築に比べてローンの総額を低く抑えやすいのが特徴です。以下は、中古住宅を購入してリノベーションする場合の例です。
- 中古住宅購入費:1,500万円
- リノベーション費用:1,000万円
- 合計借入金額:2,500万円
- 返済期間:35年
金利2.0%の場合
毎月の返済額:約82,000円
総返済額:約3,444万円
同じ金利2.0%でも、借入金額が少ない分、月々の返済額が約17,000円、新築よりも抑えられます。さらに、総返済額も約700万円ほど低くなります。これにより、利上げの影響を最小限に抑えつつ、理想の住まいを実現することが可能です。
リノベーションのその他のメリット
リノベーションはコスト面だけでなく、以下のようなメリットもあります。
- 立地の自由度
中古住宅市場では、交通の便が良いエリアや人気の地域で物件を見つけやすく、新築よりも選択肢が広がります。 - カスタマイズ性
生活スタイルに合わせて、間取りやデザインを自由に変更できます。これにより、新築では得られないオリジナリティのある家を作ることが可能です。 - 段階的な投資が可能
一度にすべてを改修する必要はなく、ライフステージに応じて段階的にリノベーションを進めることができます。
まとめ:利上げ時代の賢い選択
日銀の利上げにより、新築住宅を選ぶハードルが高くなっています。一方で、リノベーションは費用を抑えつつ、利上げの影響を軽減できる選択肢として注目されています。
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